

佛立新聞平成19年2月号~6月に掲載
●世界仏教徒会議で佛立宗をアピール
福岡日雙師が大乗仏教代表として講演
去る1月14日、スリランカのコロンボ市の大ホール・BMCIHにおいて、国際仏教徒協会(I・B・O 本部シンガポール)主催、スリランカ政府後援の国際仏教徒会議が関係者約500人の参列の下、開催された。
福岡日雙師(神戸・香風寺住職)は、この会議に大乗仏教界の代表として招かれ、「法華経、日蓮聖人の教えと修行をスリランカに伝える意義」と題する講演を英語で行い、聴衆に本門佛立宗の信仰のエッセンスを伝えた。 ![]()
原罪と罪障の違い
Q キリスト教で説く原罪と仏教で説く罪障はどのように違うのですか。
A まったく違います。キリスト教で説くところの原罪というのは、アダムとイブが神の命に背いて原罪を作った。それが人間の背負う罪となったが、イエス・キリストがその罪を贖ったといいます。また神は神を信じるものを救い、信じないものを裁くとも説きます。
一方、仏教ではそのような罪は説かないし、私たちが誰かによって裁かれるということも説きません。
Q ブッダ(仏)は人々を裁かないのですか。
A 裁きません。もし、罪というものがあるとすれば、それは他からもたらされたものではなく、自分自身が作ったものなのです。もし、裁く者がいるとすれば、それは自分自身が自分を裁くことになるのです。なぜなら、私たちが日常生活で行っていること、語っていること、考えていることは私たちの心にインプットされて種となり、カーマ(業)を形作っていくからです。
仏教でいうところの罪とは、自分自身の行いによって作った悪しきカーマのことです。人間は、それぞれたくさんの過去世を持っています。そうした過去世において積み重ねてきた悪しきカーマを罪障と呼ぶのです。
Q ある人は大変幸せな境遇に生まれ、ある人は大変不幸な運命を背負って生きている。またある人は健康で、ある人は病弱である。こうしたこともカーマのしからしむるところなのですか。
A それは大変難しい質問です。すべての結果をカーマのしからしむるところというふうにみなすことはできません。それとカーマには個々人が持っているカーマ(不共業)と家族とか社会といった集団が共有しているカーマ(共業)もあります。それから物事は因と縁の複雑な相互作用によって生じるのですから、単純に考えるわけにはいかないのです。
Q カーマと運命とはどう違うのですか。
A カーマは自分以外の誰かが定めたものではありません。過去に自分が形づくり、方向づけたものなのです。そして今、私たちは未来の自分のカーマを作りつつあるのです。つまり、何か自分を超えた何者かが自分の運命を決めるのではありません。
Q カーマはどんなふうに形づくられていくのですか。
A 私たちは見たり、聞いたり、味わったり、匂いをを嗅いだり、肌で快・不快・寒い暑いを感じたりします。これを五官といいます。これら五官を通して心が働きます。これを仏教では意識とか六識といいます。精神分析学の創始者、シグムント・フロイトは無意識の世界を探求しましたが、仏教でもこのような無意識の世界を説きます。これを仏教ではマナ識とか七識といいます。
仏教ではこうした無意識の奥にさらにアラヤ識、あるいは八識と呼ばれる心があると説きます。そして、私たちが日常生活で見たり、聞いたり、考えたり、語ったり、行ったことはすべて、このアラヤ識に種子となって記録され、保持されていきます。
なぜ種子というかといいますと、アラヤ識に送り込まれ、記録され、保持されたものは私たちの近い将来から、未来世にかけての自分自身の運命を形づくる精神的なエネルギー、力となるからです。
Q アラヤ識に記録された種子は死んでからも、次の世界に持ち越されていくのですか。
A それは大変大事な質問です。私たちが死を迎えますと、六識とマナ識は消滅してしま います。しかし、アラヤ識はエネルギーとして存続していくのです。ですからアラヤ識 に記録された種子も未来へと持ち越されていくのです。
そうやって私たちが過去世から持ち越してきた種子のなかで、今の自分の人生に悪い 作用を及ぼすものを仏教では罪とか罪障と呼ぶのです。
私たちは皆、そのような罪障を過去世から持っています。そこで、私たちは御題目を唱える前に、まず、「無始已来謗法罪障消滅」と祈るのです。
佛立新聞平成19年1月号〜6月に掲載
国際仏教徒大会でダライラマ14世と会見
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4支・妙深寺 長松 清潤 記
「インド」に伝わる上行所伝の御題目
多くの人々が佛立の口唱行に感動
去る平成18年10月3日から10日にかけて、福岡日雙師(神戸香風寺)は、横浜妙深寺、博多光薫寺を中心とした教講21名とともにインドへ赴き、歴史的ともいえる弘通活動を展開し、6千名を越える人々に上行所伝の御題目を伝えるという成果をもたらした。
そうした活動の一端を伝え、法華経と日蓮聖人、日隆聖人、日扇聖人の教えに基づく本門佛立宗の信仰が、インドの人々にどのように受け止められ、どのように弘まろうとしているのかを同行した長松清潤師(横浜妙深寺)、局良鳳師(神戸香風寺)がレポートした。
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本門佛立宗、香風寺イタリア別院(親会場)のご参詣日 日本から本門佛立宗のご信者さんが、仕事で、観光でとイタリアへいらした機会に親会場へのお参りを希望される方のためにもご参詣日と時間帯をお知らせいたします。
月曜 午後7時半~
火曜 午前8時半~ 午後9時~ (1日2回)
水曜 午後7時半~
木曜 午前8時半~ 午後7時半から (1日2回)
金曜 午後7時半~




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清潤師ブログから転載

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