~それからの三兄弟~
2012年1月10日(火)
 

blog-seishinshi.jpg「お月見の頃に茎を切ってヘチマ水を取ります」と坂本さんに教えていただき通り、御会式前に茎を切った。青々と茂ったヘチマもあっという間に枯れ、壁に張り付いた茎も難なく外れた。ヘチマは15本ほど実ったが、一部は刻んで日曜日のお供養のお味噌汁に入れ、あとは水につけて皮をふやかした。根からの茎は一升瓶が取り付けられヘチマ水が取られた。  ヘチマの実はその後、乾かして皮と種を取り除き、「ヘチマたわし」に変身した。ヘチマ水は精製されて「天然100%のヘチマ化粧水」へと変身した。11月13日(日)教養会総講の折に100本のヘチマ化粧水と数十個のタワシは「口引き」で分けられた。いただいたご信者は冥加料を納めた。この冥加料は震災の義援金に加えられた。 いよいよ、「ヘチマ化粧水」を試す時がきた。婦人会は「きっと坂本さんのようにきめの細かい美しい肌になる」と夢見ている。 「来年はもっと沢山植えましょうか」量産体制を考えている婦人会もいる。坂本さんは「同じだけ植えても来年は倍はとれますよ。今年よりも土が肥えているはずですから」と。
 ヘチマ三兄弟は、私たちの目を楽しませ、実りを残し、来年への手回しもしてくれた。 ヘチマ三兄弟、ありがとう!  完 (S・O)

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